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5か月合格法その4 「行政書士」 匂坂和彦

勉強時間をどうやって作り出すか

(1)スキマ時間を活用する
 
 1日の中で,スキマ時間というのは必ず発生します。お昼休みや電車での通勤時,仕事中でも,市役所や銀行の待ち時間などいろいろあります。

 どこに行くときでも必ず,勉強に関連する書籍は持ち歩いていたいものです。銀行の待ち時間とかもったいないですから。住宅新報社の書籍には,基本書のほかに補助教材のようなものも出版されています。

○『わかる行政書士要点整理 法令編』

○『わかる行政書士要点整理 一般知識編』

○『わかる行政書士一問一答』
 

 5分~10分程度の待ち時間のようなスキマ時間には厚いテキストよりも,コンパクトな補助教材がいいと思います。
 
 また,住宅新報社のマンガシリーズも,こういうときは抵抗がなく読めて,いいかもしれません。

 一般知識編などリラックスして読むことができ,おすすめです。マンガシリーズは薄いので,持ち歩いていても重さを感じないのもいいところです。私は通勤時間であれば,条文よりもマンガを読みたいです。固い文章だと朝から眠くなってしまうので……。

(2)勉強は後回しにせず,できるときにしろ
 
 勉強しろとはいうものの,1日中勉強というわけにもいかないと思います。

 音楽を聴きたいときもあれば,外出したいときもある,仕事をしながら勉強している人は急な仕事が入るときもあります。そうなると勉強したいのに,できないことが多いです。


 会社員の方もそうですが,自営業者は特に,時間の制約がない反面,仕事はおかまいなしに入ってきますから,勉強はできるときに優先してください。時間があるから,後でやろうと思ってもできないことが多いのです。
 
 やる科目が複数あったら,嫌いな科目や時間がかかる科目から勉強してください。精神的に疲れる科目が最後に残ると,時間がないのを言い訳に,結局勉強しないことが多いのです。

 いちばんめんどうな科目は一日のいちばん最初にやるというのも,1つの方法です。


残り10点を埋めるには 

 総得点が170~179点の方は,かなりいました。本当に惜しいと思います。でも,2年続けてこの得点圏だった方は,何かしら原因があると思います。
 
 予備校や通信教育で勉強している方はテストや答練を受講していると思いますが,自分が得意だと思っている科目で思った以上に得点が取れないこともあります。

 すると,今日は調子が悪いんだ,きっと今はスランプなんだと考えると思います。
 
 でもこれはスランプではなく,実は,その科目が弱点であることが多いのです。自分が得意だと思っている科目であればあるほど,それに気づかないものです。

 「会社法は旧商法のときに十分勉強したから,応用させれば,なんとかいけるだろう」と思っていても,実際には旧商法の知識がそのまま残っていて間違えた解答を続発させてしまう。

 これが会社法は得意だから,スランプなんだと考えると勉強自体おろそかになってしまうのですね。また今年も同じミスをしてしまいます。
 
 ここを,発想を変えて「あぁ,自分は会社法は得意科目だと思っていたけど,本当は弱点なんだ」と思うと,自然に会社法の勉強が進むのですね。

 本当は得意だと思っている科目で,得点が取れない科目は,実は弱点であることが多いのです。
 
 あと10点で合格だった,という方は,それを埋めるためには何をすればいいのか? その点差を埋める方法はいくらでもあります。
 
 弱点は,今まで気づかなかったところにあるのかもしれません。