「行政書士」 一般知識最新用語と予想問題(上)その3 石川 潔
不動産受験新報2008年夏号
問題3
次のうち,国税であるが直接税ではないものはどれか。
難易度★☆☆
1 相続税
2 法人税
3 事業税
4 関税
5 所得税
解説
1 相続税は国税であり,直接税である。
2 法人税は国税であり,直接税である。
3 事業税は地方税であり,直接税である。
4 関税は国税であり,間接税である。
5 所得税は国税であり,直接税である。
【答】 4
ポイント
国税なのか地方税なのか,また直接税であるか間接税であるかは,基本的な内容だけに1分以内に確実に正解したい問題である。
問題4
次の記述のうち,誤っているものはどれか。
難易度★☆☆
1 日本銀行は,民間に資金が不足し,なおかつ景気が加熱する危険性がない場合,景気刺激策として金融機関の手持ちの証券類を買い上げ,民間に資金を供給する金融政策を行う場合がある。
2 銀行の貸付け金利は,資金需要が増大すれば上昇する。
3 市中銀行が手持の国債を償還しても,日銀券の変化はない。
4 公定歩合を引き下げると,企業は銀行からの資金を借りにくくなり,景気にとってプラスの影響を与える。
5 普通銀行の貸付けは間接金融であり,銀行は資金の仲介の役割を果たしている。
解説
1 正しい。いわゆる買いオペレーションと呼ばれる景気刺激策である。
2 正しい。銀行の貸付け金利は,資金の需要と供給の変化によって変動する。需要が増大すれば上昇し,資金需要が減少すれば低下する。
3 正しい。市中銀行が手持の国債を償還しても,政府の歳入で国債を償還するのであるから,全体としての日銀券の変化はない。
4 誤りで正解。公定歩合を引き下げると,企業は銀行からの資金を借りやすくなり,景気刺激策となり,プラスの影響がある。
5 正しい。普通銀行が貸し付ける資金は,受け入れた預金を資金として貸し付けるのであり,間接金融であり,銀行は資金の仲介の役割を果たしているにすぎない。
【答】 4
ポイント
金融関連では,公定歩合の引上げや引下げは最も基本的な内容。どのように景気に影響するか,今一度,整理しておこう。



