5.科目別の学習方法
(1)法令等
学習順序は,①憲法,②行政法,③民法,④会社法・商法,⑤基礎法学,⑥記述式対策の順をオススメします。
憲法は,学校で習った「社会科」「政治経済」を詳しくしたものなので比較的なじみやすく,また,行政法の基礎にもなるので,最初の科目にしましょう。次に,配点の高い「行政法」「民法」を学習し,最後は残りの法令等です。
時間配分は,①~④を四等分が一応の目安です。実際には②③に時間がかかるので,その分④が急ぎ足になるでしょう。
①憲法
憲法は,基本的人権(自由権など)と統治機構(立法,行政,司法)について定めています。
試験では,条文の知識のほか,判例(裁判所の考え方)の知識も重要です。テキストや過去問に出てくる重要判例について,何が憲法上の問題になっていて,裁判所はどう考えているか(憲法違反か否か)を理解・記憶する必要があります。
近年は,応用力・推理力を試す問題も見受けられますが,そのような問題でも条文・判例の知識がベースになります。基礎がなければ,応用することは不可能だからです。

