問題2 難易度★★★
日本とイギリスの政治制度等に関する次のア~エの記述のうち,妥当なものの組合せはどれか。
ア 日本では,国務大臣の3分の2以上は国会議員でなければならないとされている。
イ 日本では,内閣不信任決議は衆議院,参議院の両院で決議を行うことができる。
ウ イギリスでは,下院が内閣に対する内閣不信任決議権を持っている。
エ イギリスの内閣では,閣僚である国務大臣はすべてが国会議員でなければならないとされている。
1 ア・イ 2 ア・ウ 3 ア・エ 4 イ・ウ 5 ウ・エ
解答・解説
ア 妥当でない。国務大臣の3分の2以上ではなく,過半数が国会議員でなければならないとされている。
イ 妥当でない。内閣不信任決議は衆議院のみ行うことができる。可決された場合には,首相は衆議院の解散か内閣総辞職を行わなければならないとされている。
ウ 妥当である。イギリスでは下院が内閣に対する内閣不信任決議権を持っており,首相には下院での多数党の党首が選出される。イギリス議会は上院と下院からなるが,下院が上院に対して優越した権限を有している。したがって,内閣も下院の信任に基づいて存立する議院内閣制といえる。
エ 妥当である。イギリスの内閣では,すべての閣僚が国会議員でなければならない。
したがって,妥当なものはウとエである。
【答】5
問題3 難易度★★☆
経済に関する次のア~エの記述のうち,妥当なものの組合せはどれか。
ア 不況であるにもかかわらず,物価の上昇が見られる現象のことをスタグフレーションと呼ぶ。
イ 寡占市場では有力な大企業が価格先導者となって市場価格を決定し,他の企業はその価格に追随する。
ウ インフレーションが起きると,必要以上の通貨が流通し,貨幣価値が上昇してしまう現象が起きる。
エ デフレーションとは,需要に対する供給過剰の状態である。
1 ア・イ 2 ア・ウ 3 ア・エ 4 イ・ウ 5 ウ・エ
解答・解説
ア 妥当である。不況下での物価上昇が見られる現象,つまり,不況とインフレーションが同時に見られる現象のことをスタグフレーションと呼ぶ。日本では,1973年の第一次オイルショック以降に,この現象が起きている。
イ 妥当でない。寡占市場では有力な大企業が価格先導者(プライス・リーダー)となって価格を決定し,他の企業はその価格に追随するが,その価格は管理価格と呼ばれるものである。
ウ 妥当でない。インフレーションが起きると,貨幣価値が下落し,物価が上昇する。
エ 妥当である。デフレーションとは,需要に対する供給過剰の状態であり,貨幣価値が上昇し,物価は下落する。その結果,生産の減少,失業をまねく。
したがって,妥当なものはアとエである。
【答】3

