行政書士直前対策 一般知識 予想問題と解説11 石川 潔

問題5難易度★★★

 インターネット等に関する次の1~5の記述のうち,誤っているものはいくつあるか。


1 ネットワーク上で通信の手順やデータ形式を定めた規則を「プロトコル」と呼ぶが,ファイルを転送(インターネット上からのダウンロード)するのは,FTPプロトコルと呼ばれるものである。

2 ISO/IEC15408は,情報技術に関する製品や情報セキュリティーシステムが適切に設計され,また実装されているかを評価する情報技術セキュリティー評価基準である。

3 ドメイン名は重複しないように,その割り当てなどの管理運営は,非営利組織であるNICが行っている。

4 現在,IPアドレスとして広く利用されているのはIPv4と呼ばれる32ビットの規格であるが,近い将来IPv4アドレスの枯渇が懸念されているため,次世代のIPアドレスとして,128ビットの規格であるIPv6アドレスが提唱されている。

5 インターネットでの電子メールアドレスは〔ドメイン名〕@〔アカウント名〕のように表記されている。

1 なし  2 1つ  3 2つ    4 3つ  5 4つ

解答・解説

1 正しい。ネットワーク上で通信の手順やデータ形式を定めた規則を「プロトコル」と呼ぶ。なお,プロトコルには,その他にも電子メールの送信・配送に使われるのはSMTPプロトコル,受信者が電子メールの読み出しに使うのはPOP3プロトコル,Webページを転送するHTTPプロトコルなどがある。

2 正しい。ISO/IEC15408は,情報技術に関する製品や情報セキュリティーシステムが適切に設計され,また実装されているかを評価する情報技術セキュリティー評価基準である。国際的に承認されているセキュリティー評価基準である。

3 正しい。日本ではJPNICがjpドメインを管理している。IPアドレスそのものは,数字の羅列であるため,識別を容易にするためにIPアドレスに対応するドメイン名を付けて使用している。

4 正しい。IPv6アドレスでは,割り当てることができるアドレスが飛躍的に増えるだけでなく,セキュリティーも非常に高くなる。

5 誤り。逆である。インターネットでの電子メールアドレスは〔アカウント(ユーザID)名〕@〔ドメイン名〕のように表記されている。

 したがって,誤っているのは5の1つである。

【答】2
■解答のポイント
 ISO/IEC15408は,1999年に国際標準規格となり,翌2000年にはJIS規格として認定されている。セキュリティーの基本設計やプログラムの設計,マニュアルなどを審査し認定される。