不動産ビジネストレンド9 「首都圏投資用マンション 」 殿岡秀秋
殿岡秀秋
08年上期は激減
07年は過去最高の供給
首都圏投資用マンション
不動産経済研究所調べ
2008年上期(1~6月)の首都圏の投資用マンションは前年同期比22.2%減の3784戸で、激減した。
一方、2007年は過去最多の9210戸が供給された。
これは不動産経済研究所が調べた首都圏投資用マンション市場動向で明らかになったもの。
2008年上期は物件数でも前年同期比20.8%減のとなった。
平均価格は前年同期比1.5%増の2358万円、平方メートル当たりの単価は1.6%増の98.9万円となっている。
一方、2007年に発売された首都圏の投資用マンションの物件数は、前年同期比5.7%増の224物件、戸数は9.8%増の9210戸であった。調査を開始して以来、初めて9千戸の大台に乗せた。
平均価格は前年同期比5.2%増の2419万円、平方メートル当たり単価は前年同期比2.7%増の98.9万円であった。
首都圏での投資用マンションは2003年まで超低金利と都心回帰に加え、賃料収入期を背景に供給戸数を増やした。
2004年以降は3年連続減少した。これは地価上昇で都心部の用地取得が困難になったことと、ファンドへの一棟売りが活発化して、供給戸数が減少したためである。
しかし、2007年は、一転して、東京23区などの全エリアで供給されるなどエリアの拡大とともに戸数を増やした。
しかし、それも2008年にはいって景気の悪化、価格の上がりすぎの調整から供給が大幅に減少したと同研究所ではみている。
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