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「不動産資格驚きの勉強法」 3 高島徹治

ここがポイント!

第2章のまとめ
●「真の動機」プラス「続ける意欲」が合格の条件であることは、第1章の「ここがポイント」で述べました。これは、メンタル面からみた「必要条件」です。
 しかし、これだけでは、「十分条件」を満たすことはできません。資格試験は、知識を試す試験だからです。

●知識を試すというと、すぐ「頭の良しあし」に話が飛びがちです。「自分は頭が悪いから、試験に受からない」というふうに。しかし、これは大いなる誤解です。第一、頭の良しあしは、測りようがないのです。

●近代日本の最高の知性といわれる夏目漱石の頭の重量が1425グラム、一方軍人首相で2流と評された総理大臣桂太郎が1600グラム。この事実は、「頭の良さが脳の重さでわかる」という戦前の常識を、みごとに引っくり返しました。
 現代でもてはやされる知能指数も、科学的には穴だらけの検査法で、あてになるものではありません。

●合格と不合格。それを分けるのは、「頭の良しあし」ではありません。実は「勉強法の良しあし」なのです。よい勉強法を実行すれば、「一発合格」は当然の結果です。一方、悪い勉強法に足をとられると、いくら努力しても努力が実りません。

●では、よい勉強法とは? この本で展開する「高島式」がそれです。高島式は、それぞれ方法を変えて、テキストと3回接する「3回転学習法」からスタートします。

●第1回目は、全体の把握を試みます。まず最初に全体を見ておくと、その後の個別の事項がよく理解できるようになります。「森を見てから木を見る」方法です。

●この第1段階では、多少の誤った理解や不十分な理解があってもかまいません。とにかく急ぐことが大切なので、その名も「サラブレッド学習法」と名づけました。サラブレッドですから、学習テキストを読む方法は、速読式がふさわしいでしょう。

●第2段階こそ、勉強の本番です。第1段階であらまし把握した内容を、ここではじっくりと吟味し、「意味するところ」を心底から理解するのです。
 理解するかたわら、重要な箇所にはサインペンでマークをしていきます(マーキングの技術については、第6章をご覧ください)。

●同時に、後々の学習に役立てるために、4種類のカードを作っていきます。カード学習は、高島式のもう一つの根幹です(カード活用の技術については、第6章で詳しく述べています)。

●理解する勉強は、サラブレッド学習のように、スピード重視ではいけません。多少遅くても、じっくり、じっくり進めます。そして、1、2章進んだところで、また前の章に戻って、復習をします。
 歩みが遅いうえに、ときおり反芻(復習)もするので、「ブル学習法」(ブルは雄牛のこと)と名づけています。

●第3段階の勉強は、総仕上げです。第1段階で全体を把握し、第2段階で個別の事項をしっかりと理解したものを、仕上げとして脳の中に植えつける勉強です。
 つまり、勉強したことを記憶(記銘)するわけです。

●これが、高島式3段階勉強法。いまでは「テキストを3回読む」のは、勉強法の定番になりつつあります。他の勉強法の本にも影響を与えています(たとえば、本田直之著『レバレッジ勉強法』p123)。
 ブログなどでも、当たり前のように、3回転するなどと書いてあります。

 さあ、あなたもLet's Go!


図解不動産業シリーズ
『不動産資格驚きの勉強法』
高島徹治著
住宅新報社刊
定価1785円(本体1700円)

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