2 土地の種別
土地の種別は,地域の種別に応じて分類される土地の区分であり,宅地,農地,林地,見込地,移行地等に分けられ,さらに地域の種別の細分に応じて細分される。
宅地とは,宅地地域のうちにある土地をいい,住宅地,商業地,工業地等に細分される。この場合において,住宅地とは住宅地域のうちにある土地をいい,商業地とは商業地域のうちにある土地をいい,工業地とは工業地域のうちにある土地をいう。
農地とは,農地地域のうちにある土地をいう。
林地とは,林地地域のうちにある土地(立木竹を除く。)をいう。
見込地とは,宅地地域,農地地域,林地地域等の相互間において,ある種別の地域から他の種別の地域へと転換しつつある地域のうちにある土地をいい,宅地見込地,農地見込地等に分けられる。
移行地とは,宅地地域,農地地域等のうちにあって,細分されたある種別の地域から他の種別の地域へと移行しつつある地域のうちにある土地をいう。
この部分は,不動産鑑定評価基準で用いる用語を定義した記述であると考えればよいでしょう。
宅地地域内の土地を「宅地」というなど,分かりやすい内容になっています。
ただ,見込地と移行地の違いはまぎらわしいので,注意してください。見込地は,他の種別の地域に転換しつつある場合であるのに対し,移行地は,同じ種別の地域内において細分化された種別間の移行が行われている場合であるという違いがあります。

