2009年6月アーカイブ

第3問
 証人尋問に関する次のアからオまでの記述のうち,誤っているものの組合せは,後記1から5までのうちどれか。

ア 裁判所は,弁論準備手続において,その尋問をすることができる。

イ 簡易裁判所の事件においては,裁判所は,相当と認めるときは,その尋問に代え,書面の提出をさせることができる。

ウ 証人が正当な理由なく出頭しない場合には,裁判所はその勾引を命ずることができる。

エ 裁判所は,当事者を異にする事件について口頭弁論の併合を命じた場合において,その前にその尋問をした者について,尋問の機会がなかった当事者が尋問の申出をしたときは,その尋問をしなければならない。

オ 裁判所は,職権により,その尋問をすることができる。

1 アオ  2 アエ  3 イエ
4 イオ  5 ウオ

第2問
 二重起訴の禁止に関する次のアからオまでの記述のうち,判例の趣旨に照らし正しいものの組合せは,後記1から5までのうちどれか。

ア AがBに対して土地の所有権確認訴訟を提起しているときに,さらにAがCに対して同一の土地の所有権確認訴訟を提起することはできない。

イ AがBに対して提起した貸金債務不存在確認訴訟の係属中に,BがAに対し,同一の貸金債権に関して貸金返還請求の別訴を提起することは,二重起訴の禁止に反する。

ウ AがBに対して貸金返還請求訴訟を提起した後に,BがAに売買代金債権請求訴訟を提起した場合において,Aは,その訴訟においてAがすでに訴求中のBに対する貸金債権をもって相殺の抗弁を主張することができる。

エ 裁判所は,二重起訴の禁止に反する場合であっても,その旨の被告の抗弁が主張されない限り,訴えを却下することができない。


オ AがBに対して,債権者代位権に基づきCに代位して提起した貸金返還請求訴訟の係属中に,CがBに対し,同一の貸金債権に関して貸金返還請求の別訴訟を提起することは,二重起訴の禁止に反する。

1 アイ  2 アオ  3 イオ 4 ウエ  5 エオ


 

第1問
 管轄と移送に関する次のアからオまでの記述のうち,誤っているものの組合せは,後記1から5までのうちどれか。

ア 裁判所の管轄は,訴えの提起の時を標準として定める。

イ 移送を受けた裁判所は,移送の裁判をした裁判所に対して,再移送をすることができない。

ウ 地方裁判所は,係属した訴訟が,その管轄区域内の簡易裁判所の管轄に属する場合には,その簡易裁判所に当該訴訟を移送しなければならない。

エ 簡易裁判所に係属している訴訟の被告が反訴で地方裁判所の管轄に属する請求をした場合には,簡易裁判所は,職権で,本訴及び反訴を地方裁判所に移送しなければならない。

オ 簡易裁判所は,その管轄に属する不動産に関する訴訟につき被告の申立てがあるときは,その申立ての前に被告が本案について弁論をした場合を除き,訴訟の全部又は一部をその所在地を管轄する地方裁判所に移送しなければならない。

1 アエ  2 アオ  3 イウ
4 イオ  5 ウエ

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