中村屋(新宿)が初めてインド式カリーを発売したのが昭和2年。それまで日本で食べられていたのは英国式カレー。
大正4年に日本へ亡命したインドの独立運動の志士ラス・ビハリ・ボースは,日英同盟を結んでいた日本政府に国外退去を命じられたが,中村屋創業者の相馬夫妻によって匿われた。
夫妻の娘俊子(20歳)はイギリスからの追及が厳しくなり中村屋を出なければならなくなったボース(32歳)に嫁ぎ,ボースの相馬家への強い愛情と感謝のかたちになったのがインドカリーなのだ。
しかし,俊子は28歳の若さで永眠。暑い日こそ,熱い想いが込められたインドカリーを食べたい。(冨士田)
人と人とが接触する点の存在を忘れるとよい。たとえば腕をつかまれたとする。つかまれた
ところに意識は集中しがちである。振りほどこうとして力をいれる。運よくほどければいいが,相手の力が強いとなかなかほどけない。
このときどうしたらいいか。つかまれたところを意識から外す。そこが右肘なら,その存在を忘れてしまう。そしてお腹の中心から腕をあげていくと相手がどんな力持ちでも自分の腕をあげることができる。
意識は手を上にあげようという方向性だけはもっている。あとは潜在意識にまかせる。存在を忘れるのは腕から力を抜くためだ。力の抜けた腕を力で抑えこむことはできない。これは肉体と肉体との接触だが,人と人との意識の接点についてもいえる。
緊張するような出会いの場面で,何か話さなくてはならないと焦るときがある。話すという方向性だけは持つが,話さなくてはならないと焦る意識の存在を忘れる。すると潜在意識が働いてスムーズに言葉が出る。
意識の力が抜けていると口の筋肉もなめらかになる。力みがちな人にはなかなかできるものではない。
しかし,原理を把握しておけばいろいろな場面で応用できるし,訓練もできる。ぼくはこのことを合気道の稽古から学んだ。稽古では体から余分な力を抜く必要がある。しかし相手がいるのでつい反射的に力んでしまう。この力を抜くことに長い修練が必要になる。
しかし,センスのいい人はそれが簡単にできる。ぼくはセンスのいい人を妬んだり,自分の素質のなさを愚痴ったりはしない。何から何までセンスがいい人などいない。苦手なことは誰にでもある。それにどう対処していくか。その過程で得たものをどう応用していくかを考えていけばいいと思う。(殿岡)
しかし,原理を把握しておけばいろいろな場面で応用できるし,訓練もできる。ぼくはこのことを合気道の稽古から学んだ。稽古では体から余分な力を抜く必要がある。しかし相手がいるのでつい反射的に力んでしまう。この力を抜くことに長い修練が必要になる。
しかし,センスのいい人はそれが簡単にできる。ぼくはセンスのいい人を妬んだり,自分の素質のなさを愚痴ったりはしない。何から何までセンスがいい人などいない。苦手なことは誰にでもある。それにどう対処していくか。その過程で得たものをどう応用していくかを考えていけばいいと思う。(殿岡)



