1:21年度試験の総括
筆記試験が平成21年8月23日に行われました。21年度は受験者数の減少もなく,昨年とほぼ同人数の受験の出願がありました。
21年度より,今まで行っていた午前の試験(民法,登記の申請手続,土地家屋調査士法)が午後の試験となり,今まで行っていた午後の試験(測量に関する知識及び技能)が午前の試験に変更されました。これは,試験会場の縮小により,試験会場まで行くのに時間がかかる受験生に配慮したのではないかと思われます。
試験内容は,択一式は昨年より同レベルか少し簡単であったと思われます。
記述式問題で,第21問の土地の問題では,内容的には近年よく出題される分筆登記の問題でしたが,座標値を求めるために,平成の初期に出題された「ひらめき」を必要とする問題でした。これを解答できた人は,ほとんどいないように思われます。
第22問の建物の問題は,普通建物(区分建物ではない建物)の新築による表題登記が出題されました。
執筆の時点では,まだ,筆記試験の合格発表がなされておりませんが,合格するためには,20年度の得点(100点満点中73点)より少し下がるくらいの点数が必要になると思われます。
記述式問題は,土地の問題が難しく,建物の問題がやさしかったため,記述式問題のほうでは,上級者であっても初級者であっても,点数に大きな差は出ないように思われます。
結果,択一式問題で,いかに点数を稼ぐかで合否が決まるのではないかと思います。
筆記試験が平成21年8月23日に行われました。21年度は受験者数の減少もなく,昨年とほぼ同人数の受験の出願がありました。
21年度より,今まで行っていた午前の試験(民法,登記の申請手続,土地家屋調査士法)が午後の試験となり,今まで行っていた午後の試験(測量に関する知識及び技能)が午前の試験に変更されました。これは,試験会場の縮小により,試験会場まで行くのに時間がかかる受験生に配慮したのではないかと思われます。
試験内容は,択一式は昨年より同レベルか少し簡単であったと思われます。
記述式問題で,第21問の土地の問題では,内容的には近年よく出題される分筆登記の問題でしたが,座標値を求めるために,平成の初期に出題された「ひらめき」を必要とする問題でした。これを解答できた人は,ほとんどいないように思われます。
第22問の建物の問題は,普通建物(区分建物ではない建物)の新築による表題登記が出題されました。
執筆の時点では,まだ,筆記試験の合格発表がなされておりませんが,合格するためには,20年度の得点(100点満点中73点)より少し下がるくらいの点数が必要になると思われます。
記述式問題は,土地の問題が難しく,建物の問題がやさしかったため,記述式問題のほうでは,上級者であっても初級者であっても,点数に大きな差は出ないように思われます。
結果,択一式問題で,いかに点数を稼ぐかで合否が決まるのではないかと思います。
(1)択一式問題
例年と同様,民法が3問,不動産登記法が16問,土地家屋調査士法が1問出題されました。今年度は難解な問題が1問(第16問)出題されましたが,その他は手の出ない問題ではなかったため,20問中17問以上の正解をした人が思いのほか多かったと思います。
また,全体的なイメージとしては,不動産登記法の分野では満遍なく出題されている感じがしました。
平成17年に不動産登記法の大幅な改正がされ,新たにできた,「本人確認調査」の項目から1問出題されていましたが,ここは受験生が苦手とする分野だと思います。
第16問で現在の「地図に準ずる図面」の歴史が出題されました。しかも,個数形式(正しいもの,または誤っているものの個数を選ぶ形式)の問題であったため,これを正確に解答することは不可能に近いと思われます。この問題は,いわゆる「捨て問題」であると思われます。
出題形式として,正誤形式(正しいもの,または誤っているものを1つだけ選ぶ形式)が1問,個数形式(正しいもの,または誤っているものの個数を選ぶ形式)が2問,組合せ形式(正しいもの,または誤っているものの組合せを選ぶ形式)が17問出題されました。
組合せ形式の問題が多く出題されていたため,比較的答えを見つけることが容易であったと思われます。合格者の中には17問以上解答できた人が多かったように感じられます。
昨年は,18問以上の正解をした人が,極端に少なかったのですが,21年度は昨年と違って,18問,19問正解の人も思いのほか多いように思われます。
例年と同様,民法が3問,不動産登記法が16問,土地家屋調査士法が1問出題されました。今年度は難解な問題が1問(第16問)出題されましたが,その他は手の出ない問題ではなかったため,20問中17問以上の正解をした人が思いのほか多かったと思います。
また,全体的なイメージとしては,不動産登記法の分野では満遍なく出題されている感じがしました。
平成17年に不動産登記法の大幅な改正がされ,新たにできた,「本人確認調査」の項目から1問出題されていましたが,ここは受験生が苦手とする分野だと思います。
第16問で現在の「地図に準ずる図面」の歴史が出題されました。しかも,個数形式(正しいもの,または誤っているものの個数を選ぶ形式)の問題であったため,これを正確に解答することは不可能に近いと思われます。この問題は,いわゆる「捨て問題」であると思われます。
出題形式として,正誤形式(正しいもの,または誤っているものを1つだけ選ぶ形式)が1問,個数形式(正しいもの,または誤っているものの個数を選ぶ形式)が2問,組合せ形式(正しいもの,または誤っているものの組合せを選ぶ形式)が17問出題されました。
組合せ形式の問題が多く出題されていたため,比較的答えを見つけることが容易であったと思われます。合格者の中には17問以上解答できた人が多かったように感じられます。
昨年は,18問以上の正解をした人が,極端に少なかったのですが,21年度は昨年と違って,18問,19問正解の人も思いのほか多いように思われます。



