平成22年度 国家試験合格スケジュール「司法書士試験」 6 植杉伸介

3 合理的な学習法

(1)勉強への取組み方
 次に,勉強への取組み方に関する基本的な考え方を示しておきます。
 考え方の出発点として非常に重要なのですが,これから皆さんが始める勉強は,あくまで試験に合格するために行うのだということを忘れないでください。学者になって学問を究めるための勉強ではありません。あくまで司法書士試験に出題される問題を一定以上の確率で正解できるようにするための勉強なのです。

 したがって,学習をする際には,常に本試験問題を見据える必要があります。具体的には,過去問学習が受験勉強の中心になるということです。過去問学習が勉強の中心だといっても,ひたすら過去問演習ばかりするという意味ではありません。テキストを読む際にも,過去問を意識しなければならないということです。

(2)学習のサイクル

 過去問学習を中心に据えた学習は,次のように行うのが合理的です。

①過去問を少し解いてみる
     ↓
②テキストの速読
     ↓
③過去問を解く
     ↓
④テキストの再読
     ↓
⑤過去問を再度解く
     ↓
⑥弱点克服および総復習

 上記のような手順で学習を進めていくのですが,その内容について以下に補足説明をしていきます。