司法書士試験の概要
1 まず最初に,司法書士試験の概要を説明しておきます。どのような試験であるかということが分からないと,合格スケジュールや合格戦略を考えることができないからです。
すでに受験を決意されている方にとっては,試験の概要など周知のことでしょう。しかし,読者の中には,まだ漠然と「司法書士という資格に興味があるけれど,司法書士試験ってどんな試験なんだろう」と考えている段階の方もいらっしゃると思います。そのような方のためには,試験の概要を説明するところから始めるしかありません。
(1)試験の日程等
1 筆記試験
例年,7月の第一日曜日に筆記試験が実施されます。
筆記試験には,午前の部と午後の部があり,出題科目等は下記のとおりです。
午前9:30~11:30:〈択一式問題〉
憲法,民法,刑法,商法・会社法;午後1:00~4:00:〈択一式問題〉
民事訴訟法,民事執行法,民事保全法,司法書士法,供託法,不動産登記法,商業登記法
〈記述式問題〉
不動産登記法,商業登記法
択一式問題の出題数は,午前の部については憲法3問,民法20~21問,刑法3問,商法・会社法8~9問の計35問,午後の部については民事訴訟法5問,民事執行法1問,民事保全法1問,司法書士法1問,供託法3問,不動産登記法16問,商業登記法8問の計35問となっています。
また,記述式問題の出題数は,不動産登記法1問,商業登記法1問です。

