国家試験直前学習法「これからの有望資格」2 高島 徹司

50歳以上の方にお勧めの資格

 これが資格についての一般情勢です。そういうことであれば,国家資格の重要性,貴重さはいままで以上かもしれません。

 実際,国家資格の多くは,ある種の業務を資格者だけで独占する「業務独占」の機能があります(社会保険労務士,行政書士,司法書士,税理士,弁護士,弁理士など)。
 また,そこまでいかなくても,資格取得者だけが名乗れるという「名称独占」機能もあります(マンション管理士,中小企業診断士,調理師,介護福祉士など)。

 そして,法律上,企業が会社内に一定人数を雇用しておかなければ事業が行えないので,就職や転職のときに,資格者が有利になる設置義務または必置義務資格があります(宅地建物取引主任者,管理業務主任者など)。

 これだけのメリットがあるわけですから,国家資格が重視されるのも無理のないことです。

 ところで,読売新聞の広告局が「ジーンズフィフティ」という企画記事を随時掲載しています。「50歳を過ぎてもジーンズに象徴される"軽やかさ"と"自由な心"を持ち続けるカッコいい大人のこと」を 「ジーンズフィフティ」というそうです。資格に挑戦する人も,「ジーンズフィフティ」の1人ということで,そういう方にお勧めする「いま注目の資格は何か」という取材を受けました。

  こうしてみると,「これから役立つ資格」となると,やはり国家資格等に絞られざるを得ません。もちろん,民間資格でも有望なものはありますが,それらは今後,時間の経過という検証を経る必要があります。

私が挙げたなかで,紙面に書かれたのは,行政書士,社会保険労務士,登録販売者,介護福祉士です。ほかにもいくつか挙げましたが,スペースの関係で以上の4つだけが載ったようです。このほか,私は,注目資格としてeco検定,衛生管理者,FP技能士を挙げました。

 このうち,FP技能士と衛生管理者は,国家資格です。eco検定は,国家資格ではありませんが,東京商工会議所というかなり「官」に近い団体の主宰する資格です。

【お 知 ら せ】
 「いつも読んでいただいて、ありがとうございます。
本ブログは平成22年10月の宅建の解答速報をもって終了いたします。長い間のご愛読を感謝いたします。」

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