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直前予想問題と解説 権利関係1 植杉伸介

改正法中心宅建試験直前対策
直前予想問題と解説権利関係
住宅新報社講師 植杉伸介

1法改正対策のやり方
 過去の法改正と過去の本試験問題を照合してみると,やはり改正を意識した問題が多く見られます。法改正点を押さえることは,受験対策として重要です。

 とはいえ,法改正後の内容で書いてある最新のテキストで勉強するだけでは,法改正対策として不十分です。確かに,最新のテキストであれば,改正前の間違った知識を覚える心配はありません。

しかし,一体どこが改正されたのかが,それだけでは分からないでしょう。

 どこが改正されたか分からなければ,法改正対策をしたことにはなりません。特に新しい制度ができた場合などは,要注意です。

新しい制度に関する問題は,過去問に存在しないので,過去問を完璧にマスターしていても,身に付かないからです。

 そこで,

受験生の皆さんが法改正点を把握できるように,権利関係に関する最近の法改正をピックアップして,予想問題を示したうえで改正内容を説明していくことにします。

 なお,法改正の時期としては,5年くらい前までさかのぼって示しています。実際の本試験を見ていると,改正直後よりも少し経過した頃に出題されることが多いように思うからです。

改正直後は,予備校等でも改正点を意識した模擬試験問題がしきりに出題されるため,受験生の多くがヤマをはっています。それゆえ,試験機関の側も,改正直後の出題は避けているのかもしれません。

2主な改正点

 最初に,最近の法改正のうち,出題可能性が高い部分を列挙しておきます。

〈民法〉
     1 抵当権消滅請求 
     2 抵当権設定登記後に設定された賃借権
     3 一括競売
     4 保証契約の締結
〈借地借家法〉
    1 事業用定期借地権
〈区分所有法〉
     1 共用部分の重大変更
     2 書面または電磁的方法による決議
     3 管理組合の法人化
     4 建替え決議
〈不動産登記法〉
     1 登記の申請方法

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