「不動産資格驚きの勉強法」 7 高島徹治
図解不動産業シリーズ
『不動産資格驚きの勉強法』
高島徹治著
住宅新報社刊
定価1785円(本体1700円)
ここがポイント!
第7章のまとめ
●速読法は、〈高島式3回転学習法〉の1回目〈サラブレット学習法〉のときに、ぜひ使
いたい読み方です。速読法を使って、何を勉強する試験か、全体の構成はどうかについて、
超スピードで全体像を把握します(ただし、深い理解が目的の〈ブル学習法〉(2回目)
では、速読法はかえって有害です。使わないでください)。
●速読法の手始めは、「本を早く読もうと思うこと」(つまり、「速読の意識化」「遅読
みから速読への意識改革」)。それだけで、1分間に平均600字程度といわれる読書能
力が、20%も増幅拡大、720文字に成長することが可能です。
●〈キーワード連結法〉は、文章の核になるキーワードだけを拾いだし、これを連結して、
内容全体を理解する技法。日本語の文は、漢字がキーワードになることが多いので、漢字
だけを拾い読みしていきます。
●横文字やカタカナ文字も、要注意です。最近は、外国から入ってきた用語が法律にまで
使われる時代。文の中心主題になることも珍しくありません。カタカナ文字も、同じ意味
である程度重要です。数字や固有名詞も無視できません
●〈スキミング法〉は、アメリカではもっとも基本的な技法。スキミングは、スキム(Sk
im)という動詞にingがついて、名詞になったもの。「(スープなどの)表面に浮いた
上澄みをすくい取る」「(つばめなどが水面を)すれすれに飛んでいく……」が転じて、
「本をサッと拾い読みする」という意味になりました。
頁の最初の行から最後の行まで、「つばめが水面すれすれに飛ぶように」軽く眼を通し、
おいしそうな「上澄み」だけを、頭の中に入れていく方法です。
●〈スキャニング法〉は、読むべきものがすでに決まっている場合の技法。ページに目を
走らせ、自分の求めるものを超スピードで探します。たとえば、電話帳で人の名前を探し
出したり、時刻表で東海道新幹線「のぞみ」の発車時刻を探しだしたり……。
スキャニング(Scanning)は、スキャン(Scan)という動詞にingがついて、名詞になったもの。
「(何かを求めて)細かく調べる」「目をこらしてみる」という意味です。
●スキャニングも上級になると、言葉や語句を探し出すのは卒業です。言葉や語句でなく、
あるテーマや趣旨がテキストや資料の中で言及されていないかどうかを探し読みします。
たとえば、「第三者に対抗できる権利」が、テキスト中でどことどこにあるか、それらの
具体的な規定はどうなっているか、を探し出します。
●〈ブロック読み〉とは、文字を行で追うのではなく、何行かのブロックごとに読んでい
くこと。速読意識を維持している人なら、速読能力が上がるにつれて自然と2行、3行分
が一緒に目に入るようになります。その行数を意識的に増やすようにしていくと、次第に
「点」ではなく「面」で読む能力がついてきます。
●マンガでは扱いませんでしたが、〈段落(パラグラフ)読み速読法〉も有効な方法です。
段落、英語でいえばパラグラフとは、何行かの文が集まって、一つの趣旨を表現している
センテンスの集合です。
この段落の最初の一文と最後の一文には、その段落のテーマを言
い切っているトピックセンテンス(主題文)が置かれます。そこで、真ん中の部分は抜か
して、最初と最後の文だけを拾い読みしていくのです。これで、ほぼ書き手のいいたいこ
とはわかります。
●〈時間管理による読書法〉は、広い意味での速読テクニックの一つ。テキストの章単位
ごとに重要度を判断し、時間予算を割り当てます。Aの章は3時間、Bの章は1時間、C
の章は2時間半などと……。
そして、決めた時間がきたら、そのテキストは必ず手放さな
ければなりません。読み残しが出ると、学習部分に穴が空いてしまうので大変。一度失敗
を経験すると、次からは時間内で終わらせる習慣が、なかば強制的に生まれてきます。
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