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「不動産資格驚きの勉強法」 6 高島徹治

図解不動産業シリーズ
『不動産資格驚きの勉強法』
高島徹治著
住宅新報社刊
定価1785円(本体1700円)


ここがポイント!
第6章のまとめ
●マーキングの意味は2つ。1つは、重要箇所に印をつけ、目立たせること。2つ目は、「ここは記憶するぞ」と意思を固め、脳に強く働きかけること。2つの意味を、しっかり自覚しておきましょう。

●マーキングをするのに、鉛筆や黒のボールペンは不向きです。黒色だと、活字の色と同化してしまい、目立ちません。理由は違いますが、赤のボールペンもノー。力を入れてマークすると、裏ページに凸凹が出て、読みにくくなります。

●用具は、サインペンが最適。色も豊富にあるので、各種の使いわけが可能。たとえば、どこが重要箇所かわからない最初の段階では、黄色でマーク。勉強が進み重要箇所がわかるようになったら、赤色、青色、緑色など濃度の強いもので上塗り。これなら、本当の重要箇所が一目でわかります。

●マーキングする分量は、1ページの3分の1くらいが適当。この分量が多すぎると、重要箇所の見分けがつきまません。マークとは、ある部分を選ぶかわりに、他の部分は捨て去ること。適度に捨てなければ、時間の効率化になりません。

●マークの方式は、文章単位でマークするキーセンテンス方式を選ぶこと。ここだけをピックアップして、拾い読みをしていけば、全体の内容が思い出せます。重要な言葉をマークするキーワード方式は、一見効率的に思えますが、実はノー。時間が経つと、知識の内容が思い出せず、もう一度全体を読み返すことに。かえって効率化が阻まれます。

●もう一つ、社会人の勉強はカードの活用がカギ。利点の第1は、持ち運びが自由なこと。どこでも取り出せること。5分でも10分でも、細切れ時間を利用して勉強ができます。満員電車も、書斎に早変わり!

●利点の第2は、順番の入れ替えも自由自在という柔軟性。たとえば、覚えてしまったカードはボックスにしまい、覚えにくい知識のカードのみに集中することも可能。また、取り出す頻度数を○×△にランクづけしてカードの端に記入、それぞれを別々の箱に納めるなど、アイデア次第でいろいろな活用ができます。

●通勤電車の時間に合わせて、枚数を選んで持ち込むのもその一つ。時間内にすべて復習してしまうという目標設定(ノルマ)ができ、締切り効果を活用できます。

●カードの種類は、重要項目カード、数字カード、暗記カード、弱点カードの4種類が標準のスタイル。しかし、自分の勉強パターンに合わせて自由に設計することもできます。カードの大きさは、週刊誌の4分の1大のB7判(91ミリ×128ミリ)が最適です。

●〈重要項目カード〉は、ここだけは極めて重要だな、と思える項目を書き出します。書き込む内容はできるだけ少なくし、テキストを読むだけで自然に頭に入る内容は、無理にカードには取り出さないこと。

●〈数字カード〉は、試験に出そうな数字関連項目のメモ。〈暗記カード〉は、新規に接した用語や、出題の対象になりそうな用語の解説など。重要項目カードに統一してもかまいません。〈弱点カード〉は、問題演習で、間違いの多い項目をピックアップしてください。

●カードの活躍時期は、とくに試験の直前期。この時期、カードを何回も何回も見直して復習します。なかでも、数字カードは直前期に暗記するのがベスト。それ以前にやっても忘れてしまいます。

●ノートは、効率の悪い勉強ツールです。利用するには、落ちついた環境が必要なので、中時間や大時間でしか使えません。知識の格納場所が、テキストとノートに分かれてしまうのも難点。「書けば覚えられる」のは事実でしょうが、コストと成果のバランスがとれません。コスト・パフォーマンスの悪い勉強法なのです

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