宅建試験 超難問宅建業法20問 組合せ・個数問題3 高橋あや

問4 宅地建物取引主任者資格登録(以下この問において「登録」という。)に関する次の記述のうち,誤っているものの組合せはどれか。


ア 取引主任者Aが事務禁止処分を受けた場合,Aは,当該処分期間中は,登録の移転を申請することができない。

イ 宅地建物取引業に係る営業に関し成年者と同一の行為能力を有しない未成年者Bの法定代理人が,道路交通法に違反したとして罰金の刑に処せられ,その執行を終えてから5年を経過していない場合,Bは登録を受けることができない。

ウ Cが,登録を受けた後,宅地建物取引業者の業務に従事しないまま10年を経過したときは,Cの登録は消除される。

エ Dが登録を受けた場合,Dは,宅地建物取引主任者証の交付を受けていなくても,取引主任者としてすべき事務を行うことができる。

1 ア,イ  2 ア,ウ    3 イ,エ  4 ウ,エ

解答・解説

問4    正解 4
ア 正しい。事務禁止処分期間中は,登録の移転を申請することができません(宅建業法19条の2ただし書)。

イ 正しい。そもそも成年者と同一の行為能力を有しない未成年者は,登録を受けることができません(18条1項1号)。法定代理人が欠格要件に該当するかどうかは関係ありません。したがって,Bは登録を受けることができません。

ウ 誤り。宅建業者の業務に従事していないことを理由とする登録消除の規定はないので,業務に従事していなくても,そのことを理由に登録を消除されることはありません。

エ 誤り。取引主任者とは,宅建試験に合格し,登録を受け,取引主任者証の交付を受けた者をいいます(15条1項かっこ書)。登録を受けたが,取引主任者証の交付を受けていない者(取引主任者資格者)は,取引主任者ではないので,取引主任者としてすべき事務(重要事項の説明,重要事項説明書への記名押印,37条書面への記名押印)をすることができません。

以上により,誤っているものはウ,エで,4が正解。

 「正しいものの組合せ」なのか「誤っているものの組合せ」なのかは,正解肢を選ぶときによく注意してください。本問では,「正しいものの組合せ」も選択肢にあるので(肢1),うっかりしているとそちらを選んでしまいます。