宅建試験 超難問宅建業法20問 組合せ・個数問題7 高橋あや

問10 宅地建物取引業者Aが建物に係る信託(Aが委託者となるものとする。)の受益権を販売する場合において,宅地建物取引業法第35条の規定に基づいてAが行う重要事項の説明に関する次の行為のうち,宅地建物取引業法の規定によれば,正しいものはいくつあるか。

ア Aは,当該信託財産である建物の上に存する登記された権利の種類及び内容並びに登記名義人を説明しなければならない。

イ Aは,当該信託財産である建物に係る都市計画法,建築基準法その他の法令に基づく制限で政令で定めるものに関する事項の概要を説明しなければならない。

ウ Aは,当該信託財産である建物が建築に関する工事の完了前のものであるときは,その完了時における形状,構造を説明しなければならない。

1 一つ  2 二つ    3 三つ  4 なし

解答・解説

問10 正解 3
ア 正しい。信託受益権を販売する場合,当該信託財産である宅地・建物の上に存する登記された権利の種類・内容,登記名義人または登記簿の表題部に記録された所有者の氏名(法人にあっては,その名称)を,重要事項として説明しなければなりません(宅建業法35条3項1号)。

イ 正しい。信託受益権を販売する場合,当該信託財産である宅地・建物に係る都市計画法,建築基準法その他の法令に基づく制限で政令で定めるものに関する事項の概要を,重要事項として説明しなければなりません(35条3項2号)。

ウ 正しい。信託受益権を販売する場合,当該信託財産である宅地・建物が宅地の造成または建築に関する工事の完了前のものであるときは,その完了時における形状,構造その他国土交通省令で定める事項を,重要事項として説明しなければなりません(35条3項5号)。

以上により,正しいものは三つで,3が正解。

 信託受益権に関する重要事項の説明に関しては,昨年は説明不要な場合について出題されました。信託受益権について今年も出題される可能性はさほど高くないと思いますが,出題されるとすれば,説明事項にあたるかどうかの問題の可能性が高いと考えられます。

アーカイブ