問12 宅地建物取引業者Aの媒介により,売主Bと買主Cとの間に宅地の売買契約が締結された場合に関する次の記述のうち,宅地建物取引業法(以下この問において「法」という。)の規定によれば,誤っているものはいくつあるか。なお,この問において,「契約書面」とは法第37条の規定に基づく契約内容を記載した書面をいう。
ア Cが宅地建物取引業者である場合,Aは,Cの承諾を得れば,Cに対する契約書面の交付を省略することができる。
イ Aは,特約がない限り,Bに対して契約書面の交付をする必要はない。
ウ Aは,Cに対して契約書面を交付するにあたり,取引主任者をしてその内容を説明させる必要はない。
1 なし 2 一つ 3 二つ 4 三つ
解答・解説
問12 正解 3
ア 誤り。宅建業者は,売買・交換・貸借契約の成立後,遅滞なく,契約の当事者に契約内容を記載した書面(37条書面,契約書面)を交付しなければなりません(宅建業法37条1項・2項)。交付の相手方が宅建業者であっても,また相手方の承諾を得ても,37条書面の交付を省略することはできません。
イ 誤り。37条書面は,契約の当事者に対して交付するものなので(37条1項・2項),売主に対しても交付しなければなりません。
ウ 正しい。37条書面の交付にあたって,その内容を説明する必要はありません。
以上により,誤っているものは二つで,3が正解。
本問では,肢2が「一つ」,肢3が「二つ」というように,わざと肢の番号と中身の数字をずらしてあります。このような出題がないとは限りませんので,「誤っているものが二つだから,2」と安易にマークせず,もう一度,選択肢を確認するようにしましょう。



