4 分野別の落ちないための目標得点と出題構成
ここでは,分野別に,目標得点と出題構成を確認しておきましょう。
なお,各分野の目標得点を合計すると38点になっていますが,それぞれ保険をかけた目標点数です。
試験はもともと水物ですから,ギリギリ合格を狙っても試験当日何があるか分かりません。結果的に目標得点を下回る分野が出てくることも考えられます。そのような場合でも,何とか合格基準だけはクリアできるようにするには,各分野ごとに目標得点を設定しておく必要があります。
(1) 権利関係
この分野は,不動産の取引(売買,貸借)を行ううえで知っておくべき契約と権利についての法律を扱います。
具体的には,民法,民法の賃貸借の特則である借地借家法,民法の共有の特則である区分所有法,権利の変動に伴う登記手続を扱う不動産登記法(いわば民法の整備法)です。
この分野は,覚えようとするよりも制度趣旨をよく理解することが近道です。基本書を読み込んだだけでは得点するのは他の分野に比べて難しいので,粘り強くたっぷり時間をかけて攻略しましょう。
目標得点 全14問中10問
出題構 民法(判例からの出題が多い)10問,借地借家法2問(借地権1問,借家権1問),区 分所有法(1問),不動産登記法(1問)
(2) 法令上の制限
この分野は,主に,土地の取引規制と土地・建物に関する行為規制の法令が出題されています。宅建業者は,売買・貸借の対象にかかる法的規制を把握しておく必要があるからです。
この分野では細かな規定がよく出題されますが,頻出論点(=合否を分ける論点)は実はそれほど多くはないので,十分攻略可能です。
目標得点 全8問中6問
出題構成 都市計画法2問,建築基準法2問,国土利用計画法1問,宅地造成等規制法1問,
土地区画整理法1問,農地法1問,(諸法令1問)

